僕の前の席のあのこ
あんなに一緒に遊んだのに
なぜだかみんな見えなくなった
なぜだかみんな忘れてしまった

僕の前の席のあのこ
みんなにはもう見えないのに
なぜだか僕は見えている
なぜだか僕は覚えている

ちゃんと見えてるよ
ちゃんと聞こえるよ
きみはここにいる
きみはここにいる

僕の前の席のあのこ
綺麗なひとみが揺れている
涙を浮かべて笑っている
悲しい顔して笑っている

きみと海辺を歩く夢を見た
きみは泣いていた
僕は熱にうかされながら
きみの手を引いて歩いた

ちゃんと見えてるよ
ちゃんと触れるよ
きみはここにいる
きみはここにいる

僕の前の席のあのこ
後ろが透けて見えている
名前が思い出せない
声もよく聞こえない

ちゃんと見たいのに
ちゃんと聞きたいのに
きみが消えていく
きみが消えていく

色相の反転した海辺を僕たちは歩いていた
僕はただひたすら泣いていた
あたたかい手が僕の手を包んだ
そうしてきみは僕の目を見つめた

「ちゃんと見えてるよ
ちゃんと聞こえるよ
きみはここにいる
きみはここにいる」

ちゃんと見えてたよ
ちゃんと聞こえたよ
きみは僕の中
僕はきみの中

ちゃんと覚えてるよ
もう忘れないよ
さよならまたね
みえないあのこ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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みえないあのこ

お風呂に入ってるときに思いついたので書きました 曲をつけたいところです

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投稿日:2016/03/17 12:39:31

文字数:545文字

カテゴリ:歌詞

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