青

割れた君の声 僕が集めた世界で
かけらだけが今日を模っている
街はあの日から少し小さくて
ふたりの背丈を置いてきてしまった
寂しいけれど 悲しいけれど
空は青くて 前向いて
君らしく笑えてればいいかな
他人事のような 嘘つきのような
時間ばかりを作っていた
かけらばかりが増える臆病者 

白状ものを塗り潰すように 
つまらなく歩いてきた
横断歩道 赤に変わる 君に追いついた
同じようにただ 君のことも塗り替えるのか
離れてく影はどちらの者か
もう戻れないこと 分かってるけど
みっともなく足は震えて
変わる色の向こうへと歩いて行こう
振り返っても 上を向いても
落ち着かない見慣れた町で
別れを告げるように 青に変わる
寂しいけれど 悲しくはない
空は遠くて 前向いて
僕らしく続けられればいいかな
どうせ消せないかけらを持って
どうせ明日も寂しいけれど
失くせない僕の色をどうか憶えていて

               songwriter. 窓辺

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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閲覧数:82

投稿日:2023/04/08 22:13:06

文字数:436文字

カテゴリ:歌詞

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