初めての哀しみは、記憶には残らず
ただ痛みだけがじんわりと響く
深い闇の底に、立ち止まったままで
光などいらないと俯いて頬濡らす

これから失うであろう全てのモノに
思い出も涙もいらない
憂鬱の大地に倒れこんで
私の心ごと、吸い込まれて…

儚く崩れてしまえばいい
欠片すら残らなくてもいい
雨雲がこの身を襲っても
この世界が望んだことならば…

突き刺す痛みは、身体に焦げ付いて
ただ深紅だけが現実を知る
遠い夢の先に、怯えきったままで
動けなくなったとしても涙は枯れず

この先訪れるであろう全ての意味に
拒絶も理解もいらない
惜別の思いに恋い焦がれて
私の記憶ごと、奪い去って…

静かに壊れてしまえばいい
音さえ残らなくてもいい
深い夜が光を無くしても
この私が望んだことならば…

ひとりだけの孤独に
馴れてしまいそうになるのは
きっと幸せなことだろう…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

タイトル未定【曲募集】

思いつきでつらつら書いたものです。
曲を当てるのに不都合がありましたら修正します(*^^*)

閲覧数:90

投稿日:2011/12/11 11:29:37

文字数:385文字

カテゴリ:歌詞

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