鬱がぷかりと浮かんだら
頓服をパクリと放り込む
それがラムネとして消えてしまっても
フワリと心を軽くしてくれるはず
もう一人の悪魔の私が禁句を言う
甘い誘惑を仄めかして首に手をかける

走馬灯がよぎる
どうせ天使が助ける
消毒液くさいあの部屋に
余計なMoneyがかかって
振り出しに戻るんだ
何したって無駄 嗚呼面倒くさい

鏡を見たらクマが酷くて
頑張り屋の化粧だと言い包める
クレンジングで消えないから
溜息ついて空気を濁す
もう一人の悪魔の私が指差す
甘い香り放ってる縄に手を伸ばす

走馬灯が過ぎる
どうせ天使が舞い降りる
救世主がMARIAを呼ぶ
どのmamaも慈愛だと勘違いして
見慣れた赤いランプ 嗚呼気持ち悪い

悪魔と天使の喧嘩に嫌気がさして
普通を願った私はヒト
何処にでもいる 誰でもいい
有象無象の日常を
世界という箱庭の中で
縄を握りしめて息をするんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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  • オリジナルライセンス

【仮:鬱のマーブル】

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投稿日:2022/07/29 22:55:49

文字数:390文字

カテゴリ:歌詞

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