ありふれた日々なぞって
思考回路は腐った
操られ迷宮に縛られている

差し出された手掴んで
縋り付いていた昨日に
麻痺して　もう息が詰まる

脳裏に誰かが囁く
囚われた暗闇の中

Run away　嘘に塗れて
Run away　逃げ出せなくて
鮮やかに咲いた狂気は消え去った
今はただ静かに夜を抱いて眠りたいだけ

鼓動打ち鳴らす回路が今
音掻き消して

脳裏にまた声がする
耳元で嘲笑う

Run away　回る世界の隅で
Run away　夜を越えて腫れ上がる
瞳に映る　死神が今　眠る

囚われた暗闇の中
耳元で誰か囁く

Run away　振り返らずに
Run away　走り続けて
Run away　辿り着いた
夜を越えて灰になる
儚い朝は明日へと消えた
瞳を閉じて眠る廃墟が綺麗