絶えず私は私が嫌いだ
夜の魔物がそう教えたの
月光に照らされ伸びた影が
夢を夢にしていく
悲しみよりもっと複雑で
夜になると私を襲うの
姿も形も色も無いけど
"夜の魔物"と名前を付けたんだ
寄る辺の無いこの私 夢現なこの時に
泣いて沈む
どうでもいいことばっか
なんて思えてしまった
「あぁ、夢を見たいんだよ。」
絶えず私は私が嫌いだ
俯いたまま雨を待つばかり
涙で騙して何がしたいのか
ふと影を落としていた
傾く月を雲が隠して
何食わぬ様子で私を照らす
どうして私はこんなにも駄目なんだろう
そう思ってしまった
「遠く君の霞だ。」
絶えず私は私が嫌いだ
流れ星のように消えたいな
波が何か攫うは縒り戻る
時は過ぎるばかり
弱い心で朝を迎えて
日光が胸を刺すのだ痛烈に
それで思うんだ、生きられないなって
私の悪い癖だ、諦めてしまう
「嗚呼、夜の魔物は朝に消えてった。」
「嗚呼、霞む景色は夢のようだった。」
私、このまま生きても
幸せになれる気がしないや
そうして僥倖を待つ私だ
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