また明日と笑い消えた君を見てた
路地裏の角伸びた影は薄れてく
ああ 後ろを向いた僕はひとりしゃがみこんで
いっぽいっぽを数えてた

                             寂れた街の外れ 狭い道の隙間
                             いつもいつもひとり笑う彼が居る
                             そう 時代遅れのヒーローの仮面をつけて
                             一生一緒と遊んでた


いつから なあ いるのだろう?
君の目と足音

いつから そう 思い出せば
帰り道も失せて


ねえ 真後ろの僕はいつの僕?          君はどこで生まれたの 溢(あふ)れた 言葉はとめどなくてさ
明日の僕はここにいないけれど          君の名前も知らなくて 
僕は早々どこにも消えないよ 消えないよ    知らなくてもそれでも知っていた の?
ただただ増えるだけだから

また また あした た た


肩越しひたと貼り付く粘い空気は
僕の心を逆撫でて流れてく
ああ つつ と伝う君の過ぎた思いだとか
ずっと ずっとさ 隠してた

                              尽きた言葉 綴じた記憶 「亦(ま)た忘れんぼ」
                              誰も彼も僕を指して笑ってた
                              ねえ 泣いた僕の頭撫でたくろい影は
                              一灯一途(いっと)を重ねてた


いつから なあ 失せただろう?
君の手と足元

いつから そう 思い出せば
帰途の意志も褪せて


ねえ 真前(まんまえ)の僕はいつも僕?        君は何が言いたいの 溢(こぼ)れた 疑問は止まらなくてさ
今も僕はここに居たいけれど               君の思いも知らなくて
僕は怱々(そうそう)どこにも消えないよ 消えないよ  知らなくてもそれでも 覚えてた?
ただただ君の望みなら

真ん中に僕は居ないけど                 君は何を知ってるの 零れた 記憶は戻らなくてさ
いつも僕はそこに居たいけれど              君の姿も知らなくて
僕は そうそう 行かなきゃならないよ ならないよ    知らなくてもそれでも 覚えてた ら
ただただ君が望むなら

また また いつか か か

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【都黎&無能声犬】再再夜【オリジナル曲】

【都黎&無能声犬】再再夜【オリジナル曲】の歌詞

閲覧数:3,137

投稿日:2015/06/12 01:56:41

文字数:1,074文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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