ぼくの真下 水面 泡の音
ざわとそよぐ 枝間は空のよう
ぼくの化した 右手 赤はまた
べた と糸を引いていた
ぼくの歩幅 語る 影法師
だらとさがる 荷縄は蜘蛛のよう
ぼくの後ろ 覗く 蒼い珠ひとつ
誰の仕業 遊び事(すさびわざ)?
ああ からから パッチワーク ぬいぐるみ
そう 唯々 丹赤が欲しいだけ
ねえ 磔柱(はりつけばしら)の真ん中を
ええ あたしに くださいな
ああ 真っ白の 痾(あ)を と 明々と
深く 刺し込んで エネシス
ぼくはなにも覚えていないけれど
誘われたのだろ ろ ろ ろ
きみを足した 玉藻 海の底(わたのそこ)
ぱたと伏せた 手掌は誰のもの?
きみの瑕疵と ぼくの疵瑕ひとつ
ぱき と罅を入れていた
きみの歩幅 紡ぐ 鬢帽子(びんぼうし)
ひたと流る 藻屑は星のよう
ぼくときみは いつか ひとになる なんて
言うたのだか そうなのか
ああ ぱらぱら カットワーク のどつづみ
そう 未だ々々 薄めた赤朽葉
なあ 磔柱の真ん中は
さあ あたしは 知らないな
ああ 真後ろの 悔 と 深々と
軽く 遊ばせて マスケラ
ああ ぼくは微塵も動けぬけど
それでいいのだろ ろ ろ ろ
真っ新の 愛 と 高々と
重く 沈ませて ナルコゼ
きみはぼくの身体を疾く染めて
虚々と化していた た た た
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歌詞設定作品1
ブクマつながり
もっと見る兎角昨今の燈(ひ)は明すぎて
秘すべき事も出来ぬ
咯々(おめおめ)届かぬ想いを 足掻く蓋然の死は近すぎて
抱えてはきっと戦も出来ぬ 退(しりぞ)くだに出来ぬ
潜(かず)く酩酊の意は脆すぎて
...【空唄カナタ&梟音キリィ】緑青追記【オリジナル曲】
ある調味料
いつから 歩いていた
音のないこの通路を
綴る意味など知らないで
列から 抜け出してた
甘い誘いにつられて
雁字搦めの僕たちは
浮かんだ 涙と
明日と 足音
「直ぐ隣ですら見えぬなら、僕はどうすればいいの?」
それから いま 進んでく海底船...【雨歌エル&松田っぽいよ】朝霞に烟るミヨゾティ【オリジナル曲】
ある調味料
変わらない 変わらない 変わらぬすべてを
僕らとか 無謀だとか 歩めど栄えど 夜空に投げ捨て
まだまだまだまだまだまだまだまだ 歩んでみすれど 零れど 眠れど
戻らぬものなら 戻らない 戻らない
進めて 沈めて 歪めて 明日...【滲音かこい&根音ネネ】反黙示録【オリジナル曲】
ある調味料
青い青い空を見ていたの 青い青い空を見下ろし
駆られた心探しては 揺れる揺れるこの感情を
捨てた捨てた過去黎明に 血色染まる手を眺めて
そろりそろり足を浸らせ 溜息吐いては探しモノ
明日を明日を眺めてた 捨てた僕の過去黎明には
涼しげな彼のひと蘇るのです その期待も寄せてい...【オリジナル】あす、地を這う【雨歌エル・松田っぽいよ】
ある調味料
あすこの燈(あかり)はまだ退かぬ笈(おい)の身よ
糸鋸(しのこ)も斯かりてまだ引けぬ錆の夜
いつかは舫(もや)いも繋(かか)りてまた船の軋む日よ
異体(いてい)の僕らはまだ惹けぬ...【樹人&狭雲】端々累夜【オリジナル曲】
ある調味料
一二三を数えて
千々まで重ねて
明日の明日とか
僕らの昨日とか 進まぬ時間を
待つのか 重ねて踏みつけた 動かぬ思考を
かさばる紙の束
続けることにか どこまで 気づくも気づかずも
...【空唄カナタact1&angel&devil】ボクラトカ≠ボクラシカ【オリジナル曲】
ある調味料
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