平凡だった毎日が
遠い過去の話になる頃に
歩幅合わせ歩き出す
君の掌が解れない様に

水溜り映す彩
雨の匂い 涙浮かぶ緑
晴天の下 僕ら身体一つ
何も求めていない

何処まで続くだろうね
何処までも続いて欲しいよ
君なら分かってくれるかい
どうか最期まで

明日はどんなものが見えて
どんな話を交わすだろうか
分からないけど
今は二人星を見る

眠りにつく君の顔が
明日も安らかであります様に
変わり映えない毎日を
抱いて夢を見る

今日もまた道を行く
日の差す地面は乾涸びている
ご機嫌な足取りで行く君の
髪が青空に舞う

何処まで続くだろうね
何処までも続いて欲しいよ
いつかは終わってしまうの
それは嫌なんだ

遠く霞む摩天楼に
僕らが別れを告げなければ
何気ない日々が愛しく
思えなかっただろう

人が千年生きる世界
皆幸せなはずなのにな
大切という感情
何処に行っただろう

僕らはやがて死んでいく
人々はそれを笑うだろう
地位も名誉も不死身も
何も要らないよ

僕には大切なものが
愛すべきものがあるんだ
終わることは怖いけど
今はそれでいい

明日はどんなものが見えて
どんな話を交わすだろうか
その明日が来ない時は
二人で星になろう

宵の闇が少し解けて
また新しい朝が来る時に
僕は君と手を繋ぐ
二人歌になる

光が朝露を照らす
空は君の頬みたいな色
大切を噛み締めて
向かうターミナル

空はもう青くて君は急かす
今日の始まりを待ち侘びている
当然何も知らないまま
君は笑っている

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

天球パレット - 歌詞

閲覧数:40

投稿日:2023/08/07 18:10:56

文字数:650文字

カテゴリ:歌詞

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