虚飾のアリス/黒牢 様

飾り付けた
ハリボテの最終小節
半分書き残した
終わりのない反芻は

ただ消えない
盲目思考的愛憎
惨めに濡れて

指先から解けた
絶対零度の愛が
喉の奥まで絡み付いて
溶けないの

ただ宛てもなく
書き綴る音に
踊るワタシは

そう“虚飾のアリス”

螺旋の果てまで

堕ちてゆこう,

飾り付けた
ハリボテの最終小節
半分読み飛ばした
救いのない感傷も

ただ消えない
盲目思考的愛憎
無様に鳴いて

片隅から零れた
偽りの愛が壊れるほど
激しく射抜いて
離れないの

ただ宛てもなく
書き綴る音に
霞むワタシは

もう___

忘却の夜と藍欲の海に

溺れてゆく,

傷口から微睡む
幾億の愛が
冷めた紅茶と接吻き
牢背に手招いて

指先から解けた
絶対零度の愛が
喉の奥まで絡み付いて

溶けてゆく.

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キョショクの アリス

カザり ツけた
ハリボテの サイシュウ ショウセツ
ハンブン カき ノコした
オわりの ない ハンスウは

ただ キえない
モウモク シコウテキ アイゾウ
ミジめに ヌれて

ユビサキから ホドけた
ゼッタイ レイドの アイが
ノドの オクまで カラみ ツいて
トけないの

ただ アても なく
カき ツヅる ネに
オドる ワタシは

そう“キョショクの アリス”

ラセンの ハてまで

オちて ゆこう,

カザり ツけた
ハリボテの サイシュウ ショウセツ
ハンブン ヨみ トばした
スクいの ない カンショウも

ただ キえない
モウモク シコウテキ アイゾウ
ブザマに ナいて

カタスミから コボれた
イツワりの アイが コワれる ほど
ハゲしく イヌいて
ハナれないの

ただ アても なく
カき ツヅる ネに
カスむ ワタシは

もう___

ボウキャクの ヨと アイヨクの ウミに

オボれて ゆく,

キズグチ から マドロむ
イクオクの アイが
サめた コウチャと クチヅき
ロウセに テマネいて

ユビサキから ホドけた
ゼッタイ レイドの アイが
ノドの オクまで カラみ ツいて

トけてゆく.

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lyric - 千ゐ

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ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

虚飾のアリス/黒牢 様

___“誰も知らない御伽噺”

ちゐです。

※こちらは黒牢 様への応募用作品となります。

以前、携わらせて頂きました『忘却のアリス』の
前日譚のようなイメージで物語を書いてみました(✿❛〜❛)♪♪

宜しくお願い致します。

▷ 虚飾のアリス/黒牢 様
https://piapro.jp/t/QXnn
music - 黒牢 様
lyric - 千ゐ

閲覧数:69

投稿日:2024/06/11 11:44:54

文字数:948文字

カテゴリ:歌詞

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