空が青すぎると死にたくなるんだってさ
空を飛べないぼくは赤いバラの種だ
低い方に流れ濁った水
手首とばかり仲良しのナイフ
退屈いくつ重ねたら気が済む
ゴミ屑でグズなぼくに紙マスク
今すぐってときにつまづく靴
美化する思い出つくづく卑屈
いまいちな毎日にへき易してへきれきを
期待して大して変わらない日がまた来る
空が青すぎると死にたくなるんだってさ
空を飛べないぼくは赤いバラの種だ
希死快晴 生きてたって意味なんかないね
そんな言葉に呪われては
青い空を見上げていた
起死回生の一手だって結局は無駄骨
そんな無力に襲われては
ため息ばかりついていた
腐った眼でも澄んで見えた空
過去未来夢現四面楚歌
頭の中また「生きる意味とは?」
考えたのは死ぬためのイロハ
ひと花も咲かせられず泣いた
密かな憧れすら今や災禍
寒い日に無意味にめい想して迷走して
自尊して損して馬鹿げた日がまた暮れた
空が青すぎると死にたくなるんだってさ
空を飛べたらぼくは自由になれたかな
希死快晴 意志だなんて薄弱で最低
そんな自虐に囚われては
青い空に見惚れていた
起死回生の生がなくて死んでハッピーエンド
そんな終わりに誘われては
実のところ怯えていた
夢は夢のまんまに終わる
それでもぼくは夢を見ている
その憧れが背中を押す
震えながら足を踏み出す
今日もどこかでバラが咲く
嗚咽がするほど美しく
そして綺麗に消されていく
まるで何もなかったみたく
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