らったった歌ったのは君の声
調子外れの音が鳴っている
らったった夏はまだこれからって
八月の終わりに歌っていた

終わることはないと思っていた
そんなはずはないこと知っていた
夢を見ていたいだけなのに
終わらない宿題が見つめてくる

片影に集まっては
宝物を持ち寄ってきて
ここは誰も知らない
二人の秘密基地にしよう

夏の向こうまで行きたいの
ほら馬鹿だねって笑ってよ
まだこの青を見続けたいの
今は夢くらい見させてよ

終わらないものに価値はない?
儚いからこそ美しい?
ちょっと黙ってて!
それでも僕は
終わってしまってほしくないの

らったったってまだまだ足りないの
意味もないことをしていたいの
いつものように待ち合わせ
秘密基地 今日は何がしたい?

絵空事では生きられない
夢見ていてもお腹は膨れない
楽しいことだけしていたい
ずっと夏休みのままがいいね

星に手向けた花は
もう枯れてしまったけれど
隣にいた彼らももう
どこかに行ってしまったけれど

夏の向こうまで行きたいの
まだ遊び足りないの
君ともっとどこか遠くまで
まだ間に合うって思ってるから

痛いくらいに眩しい青を見た
あの天色をもう一度
君が教えてくれた光景を
ずっと見続けて生きたいの

色なき風が吹く
終わりを告げる声がした
夏休みはここまで
ここからは僕ら次第

夏の向こうまで行きたいの
来年なんて待てないよ
まだこの青を見ていたいから
僕らだけは夏の延長戦

諦めてしまえる程のこと
ならきっともうここにはいない
からあと少しだけ付き合ってよ
君とまだ遊んでいたいよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

夏果 歌詞

閲覧数:20

投稿日:2023/01/09 15:25:29

文字数:679文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました