先へ続く道は
どこへ繋がっている
行きついた先は
目を覆うほどの光に満ちて
一欠片の闇も見えぬ場所
でも気づかないだけで
すぐ近くにあり続ける
光と闇
相容れない
対の存在
人は闇を怖れ、光を求める
でも、光だけの世界なら
光に怯え、闇を求める
どちらも必要
どちらも不要
それは傲慢?
人の心は、どれほどの闇を、光を含んでいるのだろう
それを、誰も知らない
知ろうとしない
求めているのに、拒絶する
知りたいのに、知りたくない
欲しいのに、欲しくない
矛盾を胸に抱きながら、
人はまた、何かを求め続ける
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