山茶花/佐村トミ

作詞作曲 ぶった


何はともあれこの僕は
自分らしさの欠片もなく
無個性の人の波の中
埋もれた無個性の一人
何はともあれこの僕は
自分らしさを探しました
君に振り向いてもらいたいなんて
願いが体を動かしてさ

いつでも思っているんだ
今もただひたに君を
ただ君を
ただ

君の声を聞いて僕はここまで来たんだよ
何度も歩み寄った足と
そのたび怖気づいてたのは
声は今日も君に届かないまま
笑ってやり過ごしてまた
ここでただ立ち竦んでた


何はともあれこの僕は
自分らしさを見つけるため
無個性の人の波の中
足掻いた無個性の一人
何があろうとこの僕は
君の隣に立つために
振り向いてもらうだけの個性
君だけ気付いてくれればいい

こんなにも君が好きなのに
恥ずかしくて、何も言えない
君が目の前に来るたびに
嫌われるのが怖くて逃げて
もうダメだって
打ちのめされてしまっても
また何度でも
きっと君に 伝えたいの
離ればなれになる前に


いつでも思っているんだ
今もただひたに君を
ただ君を
ただ

君の声も消えて紅く染まった教室
机の傷なぞりながら
右手の筒握りしめて
声はちゃんと君に届いてるかな?
霞んだ目の先に見えた
「ここでずっと待っていたのよ」

声を聞いて僕はここまで来たんだよ
火照る体 震える声
今だけ目を逸らさないで
声がちゃんと君の心に届くように
絞り出した言葉とただ
あたしの手を引いて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

【佐村トミ】山茶花【オリジナル】

「ここでずっと待っていたのよ」

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投稿日:2014/09/01 17:32:24

文字数:617文字

カテゴリ:歌詞

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