夜に浮かぶ冷めた月灯りがただ
ひどく奇麗で怖かった儘の
君が何処かで寂しくて泣かないように
言葉をあげる

嗚呼
今も屹度、空は動いていて
遥か遠く彼の日が濁って征く
少しずつ言葉を覚えてさ
そんな風に世界とさよならしよう

君の熱がまだ残っていた
いつか触れた消えそうな光彩と
美しく笑えはしないけど
こんな今日が続いたら良いな

嗚呼
聲がずっと、彼の日に響いた儘
奇麗だった世界が去って征く
悲しみが両の手に満ちて
君に触れることも叶わないのだ

揺れた光をただ辿っていた
暮れ泥んだ約束が待っていた
思い出すは痛み許りでも
こんな世界を愛していたんだよ

聲に出せず消え征く言葉達は屹度
奇麗な筈だった
いつか過去に埋もれて
傷だらけの言葉で歌ってしまうわ

愛も何も無かった物語は今も
何処かで続いていた
君の見た私はどんな色だろうか?
応えてよ

朝に沈む欠けた月灯りがまだ
ひどく愛おしくて泣いた儘の
私をいつか君が思い出せるように
言葉をあげる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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それは幸福のかわりで/星界 歌詞

それは幸福のかわりで/星界 の歌詞です。

閲覧数:334

投稿日:2023/02/23 21:35:56

文字数:430文字

カテゴリ:歌詞

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