冷たい風が吹きさらし
何も出来ない僕に言うんだ
寒いねって
君は遠い空を眺めた
路上に座り込んで
寒空はどこか儚く脆いのです
曖昧な言葉で消し去って
沈みゆく夕日
降り注ぐ光
寒空の下で立ち尽くすあの子
君は涙流れ
君は悲しげに
僕には分からない気持ち
これ以上求められても
応えられない
何をするのかも忘れたよ
僕に何かを求めてもさ
何もだせない
そんな僕にいつも君はついてきて
何が楽しいかが僕には分からない
振りほどくその手に
君は悲しげに
僕には分からないそんな気持ち
これ以上求められても
応えられない
月をも隠し
あの侘しい空に
何かを感じ
黄昏れる
水面に差し込む
街灯の光
行き詰まる生活の
正解を求めて
馴染み深き道を歩いて
独り言ぼやいてた
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