土の味を知ってるかい
血の味を知ってるかい
痛みを知り地べたに這い蹲り
苦渋に悶えた事があるのかい

空から降り注ぐ恵は
傷付いた身体に染みる
慰めの言葉さえも
冷笑にさえ聞こえ
自分を責める言葉に
結局は変わって行く

空を駆ける翼を僕にもください
光に向かって飛べる翼を
地獄から抜け出せる翼を
僕にください
光の中で消えて行く為の翼を
僕だけにください
命の翼を

夜の暖かさを知ってるかい
孤独の安心を知ってるかい
帰る場所を無くして途方に暮れ
夜の静寂に守られた事があるのかい

朝焼けはこの身を
醜態を晒すだけ
すれ違う人の目線
好奇の視線に晒され続け
光が頭を押さえ付け
1人夜の訪れを待つ

夜を馳ける黒い翼を僕にください
闇の中に溶ける翼を
星に成る為の翼を
僕にください
朝が来れば消えて行く為の翼を
僕だけの翼をどうかください
星は朝の中消える

せめて夢の中へ飛べる鋭い翼を僕にください
瞬く間も与えず翼を引いて
屋根の下に降り注ぐ温かい雨と共に
僕を行かせてください
瞼が重くなり身体は軽くなる
光が消えた時翼を与えられる
安らぎの翼を

魂の翼だけが僕を空へと運ぶ
虹を超えて宇宙を超えて
命の果てに
たどり着く場所

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

正直、暗い内容です。

閲覧数:59

投稿日:2018/03/14 04:04:40

文字数:522文字

カテゴリ:歌詞

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