少し昔のあるところ
僕と一緒に歩いてる
小さいおさげの似合う
顔立ちのいい女の子

いつも些細なことだけで
けんかしては泣かしてた
だけどすぐに仲直り
二人で笑う散歩道

「この時よ止まれ」なんて
言葉が出てくるわけもなく
滲んだ視界に映るのは
真っ赤に染まった君だった

「どうして僕を置いてったの?」
黒く染まった人のなか
雨と一緒にこぼれてく
涙は別れを流した

次に生まれてくるときは
お嫁さんにしてあげる
だから僕を待っていて
すぐに遊びに行くからね

ある日家の目の前で
空にのぼる男の子
騒ぐ人の真ん中で
二人で笑う散歩道

「時間よ止まれ」なんて
もういらないよずっと一緒だよ
眩しい世界に映るのは
仲良しこよしの天使達

「どうして僕を連れてきたの?」
白く染まった部屋の中
「一緒に生まれ変わりたいから」
太陽みたいに笑う天使

「僕らは生まれ変わったよ
天使という名の生まれ変わり」
「幸せ」とつぶやき微笑んで
静かに静かに消えていった

「指切りげんまん指切った」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

天使の悪戯

作詞:わんたむ

閲覧数:43

投稿日:2012/03/16 20:53:51

文字数:482文字

カテゴリ:歌詞

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