[A]
正しく廻る　時計に
侵されながら　毎日
足りない影を　思って
白い天井　睨んだ

[B]
いつまでも昨日に
しがみつくあたしに
きっと明日なんか来ないよ

[S]
狭くて　苦しくて
助けてってそれだけ
この声　枯れるまで
さけびたい　さけびたい

居場所も　なにもかも
あたしのってないから
涙が　枯れるまで
ないたって　ないたって

なんにもなんない


[A]
ただひとつだけ　この手に
握っていれば　それでいい
足りない影が　鋭く
あたしの奥を　貫いた

[B]
いつまでも夢だけ
追いかけるあたしに
きっと未来なんかないんだ

[S]
狭くて　苦しくて
誰にも　言えなくて
この声が聞こえる？
とどけたい　とどかない

居場所も　あなたさえ
ここには　ないんだから
涙が　枯れるまで
ないたって　ないたって

むくわれはしない

[S']
狭くて　苦しくて
助けてって言いたくて…

[S]
狭くて　苦しくて
助けてってそれだけ
この声　枯れるまで
さけびたい　さけびたい

居場所も　なにもかも
あたしのってないから
涙枯れるまで
ないたって　ないたって

とどかないなら
なんにもなんない