月下香


むかし むかし 恋の花は
夜の露を受けて咲く
不思議な夢のその続きを
語ってくれた人は 今どこに

星の舟を漕いで旅をする
蛍の灯はゆらり立ち昇る
夏の銀河 ほのか月下香
君の声と 遥か 唄響く


ふわり ふわり舞う蛍は
愛しい人を探し飛ぶ
悠久の祈り 目を閉じて
たおりし花の その名前未だ知らず

星の舟はどこを目指すのか
蛍の灯はゆらり付いてくる
夏の銀河 香る月下香
星の形 砂を 掬い上げ


あなたの深い黒い瞳に
吸い込まれそうで
少し 怖いと 思った・・・


星の舟に乗って旅をする
蛍の灯はゆらり舞い上がる
耳をすまし そっと手をのばす
君の声と 遥か 唄響く

泣いてるように唄う 月下香
君の声と 遥か 唄響く

うた響く・・・

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

月下香

チュベローズという花のことです。
夜に咲くとか。夏の夜にひっそりと。
初投稿です。よろしくお願いします

閲覧数:202

投稿日:2023/04/15 00:44:32

文字数:332文字

カテゴリ:歌詞

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