あの空を仰ぎ見る
仰いでも空は動かない
それでもあたしは
あの空をずっと眺めていたい
あの空はとっても蒼くきれいで。
吸い込まれそうな
深い蒼。
海のように深いのだけれど
どこかさびしい蒼は
僕を励ましてくれることもあれば
その、深い蒼に落とそうとする
でも本当はやさしいって知ってるんだよ
涙をぬぐってくれるってわかってるんだよ
だってあたしたちの上にいるじゃない
やさしく見つめているじゃない
そんな空をあたしも見つめる
ありがとうって気持ちをこめて
思いっきり空に手を挙げる
届きはしない
でも空は優しいまなざしで
何も言わず、僕たちをそっと見守ってくれている。
そう、慈しむように
見守ってくれている。
空に白い鳥が1羽飛んでいる
静かに 自由に 大空を舞っている
僕はあこがれる
空を自由に舞いたい
あの白い鳥のように
そう思っていたら、白い羽が1枚僕の元へ舞い降りてきた
ゆっくりと 僕の手元にふわりと降りる
暖かく柔らかい…
まるで僕を包む 空のように
優しい
きっと、寂しい気持ちなんて忘れてしまう
だんだん、心がまっさらに。
そう考え込んでいると白い羽は広大な青い空へと変わっていった
心が蒼く澄んでいく
透明な気持ちを取り戻すように
しばらくしたら夕方になって
遠くに輝く 夕焼けの赤
すごくすごくきれいだなぁ……
きれいな赤色の時間は
あたしたちを包み込む闇色の時間に変わり
いつしか形が不安定な三日月が現れる
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