(走り出す事ももう疲れた。

って言ったら僕を誰か助けてくれますか?


神はそこまでの救いを僕にくれますか?


僕が決めた道か
神が導いた道か


それすらももうわからない頭ん中で

煙草の煙も排気が追い付かないまま


見上げた空には薄黒い天井が見えた



(人が人がのままでいたいと言うのには何か理由があるんでしょ?


日と日を跨ぐ時に心が痛いのも何か理由があるんでしょ?


僕が僕で生きてくのも
僕が僕を生きていたいのも


何かしら理由があるんだろうけど


自分じゃ解らない理由で生きてくなんて


もう僕である意味すらわからない。





(真っ当に生きてきた人間が死んで

それを見てた人間は何も感じず生きていく


「いつかは死んでしまうから」


そんな言い訳も
限りなくここじゃ正解に近い



生には忠誠を誓い
死には命をかけて抗い


これじゃまるで戦争だ




(生きるために戦う

こんなの何か間違ってない?


その問いかけには精神を安定させる薬で答え



振り返れる過去は少ない

でも寝れない夜は何かを振り返る


それで何かと戦ってるつもりになって

増えていく儚い傷に

「勇者の勲章」を。





(今僕が生きてる事を誰が決めた

僕がいつか死ぬ事を誰が決めた


誰かと出会い
誰かと別れ


そんな残酷な毎日を過ごせと


この道を歩けと


神が決めたのなら




僕が生きる意味はなんですか?

僕の価値は
誰が決めるんですか?




二つに一つ
たったの二択



「正解は、どちらの世界にあるんですか?」

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勇者シンドローム

この心の傷は、勇者の勲章。

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投稿日:2013/11/11 02:44:26

文字数:689文字

カテゴリ:歌詞

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