「恋愛は嫌いなんじゃなかったんですか?」
「嫌いだよ?今でも苦手さ。」悪亜が頬杖をつきながら、俺の方をみた。不思議だ、と呟きながら。
「苦手なら苦手で良いと」
「苦しいけど、伝わらない。」これはなんなのだろうか。
「僕に聞いて答えが浮かぶとでも?」
「斬よりかは、マシさ」
苦笑すると、悪亜は「結局それが愛、なんですよ。貴方が守りたいもの全てが愛で恋でまとめると好きなんじゃないですか?」
と言った。流石大人だ、と呟けばまだ15です と言う解答が返ってきた。

「俺は俺を認めてくれる人は好きだよ。」
「当たり前です。」

でも その人達が離れたら意味がない


「貴方は、ただ怖がってるだけだ。」

「当たり前だ。」
距離をおいても 置かなくても俺は結局泣くんだろうな 離れていく君を思って

「これはなんだろうか、悪亜分かる?」

そう聞けば 紅茶を一口啜り、言った。


「答えは自分で見付けて下さい。」


安定感?<不安定感?
安定感 = 不安定感

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

これは安定感 不安定感

何故か書きたくなったもの

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投稿日:2009/11/29 23:42:49

文字数:432文字

カテゴリ:小説

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