タグ:創作ボーカロイド
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「…っあ…。」
また、音を外した。また同じ場所で。何度確認しても調節しても直らない。
「悪亜…?」
「すいません、マスター。」
歌えなきゃ、意味がない。歌うことが存在意義であるのに。
僕は、何がしたいの?
走り出した足は止まらなくて、それと一緒に"悔しい"という感情も溢れだした...僕はまた一つ学ぶ (創作ボーカロイドの話)
久我 愁
「マスター、マスター」
ドアを開けると同時に流れ出す音楽。
自然と身体に入ってくる。
僕好みの曲だ!
「完成、したんですか?」
「もう少し、かな。」
此方を向いて微笑んでくれる
嬉しい、嬉しい。
マスターの視力は殆んどない。
ぐっと近付いてぼんやり見えるらしい。...不思議と胸が熱くなるのは何故?(創作ボーカロイドの話)
久我 愁
「はあ…」
あれだよ、皆さん課題は早めに終わらせた方が良いよ。
エンジョイ気分ビバ☆冬休み のテンションがた落ちだから。
「マスター、お茶置いとくね。」
「うう、悪亜は良い子だねえ…。」
「普通です、ほらさっさと課題やる!」
厳しいけど それも良い!なんて叫んだらティッシュ箱で頭叩かれた痛い。
あれ...眠たい時には寝ることだ
久我 愁
「恋愛は嫌いなんじゃなかったんですか?」
「嫌いだよ?今でも苦手さ。」悪亜が頬杖をつきながら、俺の方をみた。不思議だ、と呟きながら。
「苦手なら苦手で良いと」
「苦しいけど、伝わらない。」これはなんなのだろうか。
「僕に聞いて答えが浮かぶとでも?」
「斬よりかは、マシさ」
苦笑すると、悪亜は「結局そ...これは安定感 不安定感
久我 愁