僕らどこで間違えて
戸惑い、躊躇い、諍いばかり
悲しいことに 苦しいものに 出来た海は濁って
正論はどこか 語り合うも積もって やまない雨
意外性なんてない 天の仰せのままに

微睡むくらい簡単なのに
目蓋を焼く光が忌々しい
今に見てろと追い詰められて
堅苦しい言葉で壁を作った

薄暗い部屋の四隅だけが
色鮮やかな過去に見えた
取り巻く全てが嘘であれと
この居場所は徒然なるまま 夢の跡

全て正しいと思えば重荷を下ろせるのだろう
ただいつか劇薬となり後悔が伸し掛かる
僕の将来なら別にどうなってもいいから
なんて言えない未熟者は朽ち果てていくだけ

欲しがったものは 鏡の中で
目の奥に映って輝くのに
触れることはない 手放せもしない
悪夢に閉じ込められるみたいに

信じることで救われるなら
誰だってそうして 幸せを知るはず
祈りの歌は僕には与えられない
この手をすり抜けて

絵の中に落ちた夢語りは
無邪気になれずに動き出せない
枯れた花を蹴散らし歩いた
この居場所は徒然なるまま 夢の跡

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

魔物の楽園

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投稿日:2025/11/08 00:09:16

文字数:448文字

カテゴリ:歌詞

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