前回までのあらすじ☆
青く綺麗な髪、深海のような瞳、そして愛くるしい顔。
街を歩けば誰もが振り返るような美貌。
そして青の国の王女という権力。
性格、権力、知識、そして美貌…、誰もがほしいと思うものをすべて生まれ持った王女様は、緑の国の少年に恋をした。
甘酸っぱい日々、喧嘩しても壊れないほどの絆。
そしてついに…結婚。
少年にプロポーズされた王女はなんて応えるのか!?
感動の最終回!!
ミクオ「カイコさん…結婚してください!」
カイコ「………ミクオさn「待て待て待て待てぇぃ!!」
黄の国の王宮。そこには全力で突っ込む綺麗な金髪の王子様と王子の双子の妹で同じく綺麗な金髪の眠たげなメイドが居ました。
一人異色の青の国の王女、カイコはふてくされ顔で言いました。
カイコ「なによぅ。恋する乙女なんだから夢くらい見てもいいでしょう」
リント「いや、俺突っ込んでんのそこじゃないからな?!何故あらすじを嘘ついているのか、っていうのと、何故カイコ姉があらすじを語っているのか、ってとこだからな!?それにプロポーズしたのはカイコ姉のほうだろ!」
カイコ「そーともゆー☆長台詞お疲れー」
リント「ケツ丸出しの5歳児か!」
レンカ「zZZ」
リント「起きろ!」
レンカ「きゃっ!?…なんだリントか。もう、女の子に手をあげる男なんて最低よ?まあリントはひ弱だからたいして痛くないけどーぉ」
リント「失礼だなお前」
レンカ「お褒めに与かりまして光栄ですぅ」
リント「褒めてねぇ」
カイコ「でね、聞いてよ!ミクオさんたらね、ちょっと考えさせてくれ、だって!私の美貌を目の前にして失礼よね!」
レンカ「ナルシスト」
リント「カイコ姉を待たせるなんて許せねぇ…!」
レンカ「あ、こっちもナルシだからわからないんだ」
カイコ「リントくん殺すのなしね」
リント「ちっ」
レンカ「どさくさにまぎれて殺そうとしたわね」
カイコ「あっ、お母さんが5時までに帰って来いって言ってたから、またねー」
リント「小学生か!」
レンカ「ばいばーい」
リント「だから軽い!」
カイコ「そして青の国の王女の冒険はまだまだ続くのであった…!」
リント「だからカイコ姉が嘘で締めるなって!」
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