僕は上りながら空を歩く 景色を見下ろしながら
少しずつ小さくなる風景に優越感を抱きながら
誰もいない空で眠る 起こす音も大人もないから
いつまでも夢の中 心地よい白で 深い眠りにつこうと布団に潜った
寝返って 願って 叶っても悲しいって そう思った
気付いた 痛いこと 下を見た 嫌 嫌
何ももう見えないし 聞こえもしない SOSも届きはしない
空の果てまで登ってしまったの 雲すら見えない空っぽの世界
僕は下るために足を進める 怖くても下を見ながら
それでも見えない風景に諦めを覚えながら
誰もいない空で眠る 起こす音も大人もないから
いつまでも起きることができない 起きても覚めない悪い夢の中
寝返って 願った夢が間違いだと気が付いた
そうだ
「夢」って誰かの上に立つことじゃない
「強さは要らないよ 弱さを知ったよ少しばかり遅いけれど」
その時僕は落ち始めたんだ 少しずつ 少しずつ 少しずつ
空から「空っぽだった」今は「満ちている」僕が落ちていく
落下地点 多くはないが 待ってくれてる人がいた
何も見えていなかったのは 空へ逃げる前からだった
何も聞こえていなかったことも自分が耳を塞いだだけだった
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