『サクラハル』
I)
(― サクラガマウ…)
(― ハナビラ チル… コエト…)
A)
雪が溶けてゆく 飛び越える水溜り
君が背伸びする 光 ありふれた日常
歩く並木道 裸のままの街路樹
君が覗き込む 春を待つ枝先
B)
日差し溢れ(― カゼガオドル…) 細める眼に(― ユラレテ…)
「ホラ、春の揺り篭」
S)
白い風の(― 上に広がる) 蒼のしたで(― 君が笑う)
翳(かざ)した手に(― 光溢れる) 僕ら煌く(― 新しい季節)
A)
いつか見た景色 繰り返す日常
君が欠伸(あくび)する 笑顔 あふれた日常
歩く並木道 目覚め始める街路樹
君が仰ぎみる 春告げる花弁(はなびら)
B)
染まる木々に(― カゼガオドル…) 広げた手に(― ユラレテ…)
「ホラ、春の贈り物」
S)
桜が舞う(― 風のワルツ) 蒼目指して(― 僕は笑う)
伸ばした手が(― 君に触れる) 君のその手を(― 繋がる絆)
C)
繋いだ手 伝わるのは 春のように 暖かい鼓動
紡ぎだす 伝えたい でも言葉が溶けて マイ チル…
S)
桜が舞う(― 声を連れて) 蒼のしたで(― 二人笑う)
結んだ手に(― 一片(ひとひら)ふわり) 季節煌く(― 桜が舞う)
桜が舞う(― 春が包む) 蒼のしたで(― 春が笑う)
結んだ手に(― 春が落ちる) 季節煌く(― 春の桜…)
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