通り雨 濡れて 震えている肩を
抱きしめていた 腕は どこにもない
一人きり 少し 空いた部屋の隅で
座り込んでる 寂しさに耐えても

君は来ないんだ 言い聞かせて ひらり一粒の雫
泣いて腫らした目は赤くて
傷付けていたの 傷付いたの 訊いてもかえってこない
こんなに後悔して 私

月が照らす部屋で 寂しく揺れるカーテン
まだ 愛してる 零す言葉
あの日の約束も シルバーリングも全部
もう 忘れたい 君のことさえも
……できなくて


風が吹き 揺れて 波を描く髪を
優しく撫でた 腕は どこにもない
一人きり 窓を 開けた部屋の隅で
星を見ている 寂しさに代えても

何も変わらない わかっている 紛らわせたいだけなの
北斗七星 銀に光る
別れも告げずに 遠ざかった 君の背中思い出す
追いかけるはずの足 止まり

突然の別れに 頬 伝ってく涙も
きっと 君はまだ 知らないでしょう
色褪せた写真も 手の温かさも全部
もう 失くしたい 想い出の彼方
辛いから


あの時もし ちゃんと 伝えられたのなら
この時間も 笑えてたのかな
もう遅い

涙を流す度 君 思い出しちゃうから
まだ 愛してる 口に出さず
あの日の約束も 優しい笑顔も 全部
もう 忘れるよ 夜風に消えてく
「さようなら」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

北斗七星の追想

雪さんの曲への応募用です。
http://piapro.jp/t/7WkF

それにしても、なぜか雪さんへの詞は失恋系が多い(というかしかない)のですが、またしても悲しい恋という^^;
切ない音だからですかね。優しくて、それなのに私のフィルターを通すとどうしても……
今回も楽しく書かせていただきました。

閲覧数:197

投稿日:2013/07/29 20:43:19

文字数:548文字

カテゴリ:歌詞

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