《 VocaL=000 》

*** 弱音吐いて憂鬱。***

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ミク:――あ、レン!!!!


リビングでテレビを見ていたら、ミクが顔を覗かせてちょっと焦った顔で言う


ミク:ねぇ、ハクちゃん見なかった?!?!

レン:見てないけど

ミク:うわぁ、まずいよぅ、困ったよぅ――υυυ

レン:どうかしたの?

ミク:ハクちゃんってばね、昨日メイコお姉ちゃんとお酒飲みに行ってから帰ってこないんだって!!!!

レン:メイコ姉ちゃんは?

ミク:お姉ちゃんは先に自分だけ帰ってきたんだって

レン:え、ひとりで?

ミク:ハクちゃんが泣きじょうごになったから……って

レン:ΣΣ理由それかよ!!!!

ミク:どうしよう――υυυ ハクちゃんいないと困るのにぃ――υυυ

レン:なんかあるの?

ミク:あのねあのね、洗濯機の調子が悪くって

レン:Σ洗濯機とハクねぇになんの関係が?!?!

ミク:いや、なんか

レン:なんか?!?!

ミク:なんか…………く、詳しそうかなぁって思って…………υυυ

レン:…………

ミク:………………

レン:ミク姉ちゃん、相変わらず根拠ない言動するよな……

ミク:ΣΣΣだ、だって!!!!詳しそうじゃんっ!!!!/// なんか機械とか強そうじゃんっ!!!!///

レン:はいはい

ミク:も、もぅ――!!!!/// もういいもんっ!!!!レンにはもう頼らないっ!!!!自分で探す!!!!

レン:(逃げた……)


テーブルの上に置かれたコーラのペットボトルを取る。
まったく、ミク姉ちゃんも相変わらずだけどハクねぇもどこ行ったんだか


レン:相変わらず、酒に弱いんだなぁ

ハク:あうぅ……ごめんなさぃぃぃ












レン:ΣΣΣΣ( Д )!!!!!!!!









テーブルの下から、顔。←


レン:ハハハハハ、ハク!!!!てめぇドコから出てきてんだあああ!!!!

ハク:うぅ……苦しぃ

レン:バカ!!!!早く出てこいよ!!!!



ほっぺたにくっきりとテーブルの跡がついてる。

ていうか、コイツいつからいたんだよ?!?!?!?!



ハク:…………ミクさんは……?もういないの……?

レン:もうどっか行っちゃったっつ――の……υυυ ほら、それより手ぇかせよ

ハク:あぁ、うん…………



にゅるっとハクがテーブルの下から出てくる。



レン:あ――もう、スカートぐちゃぐちゃになってるし!!!!しかも髪もぐちゃぐちゃだし!!!!

ハク:ごめんなさぃ……

レン:いいから座れよっ



ソファーに座ったハク。
その銀色の髪の毛はボサボサになっている。



レン:~~いいかげんにしとけよな!!!!



そう言いながら適当にタオル濡らしてハクの顔を拭いてあげる。



ハク:うぅ、ごめんなさぃすみません

レン:もういいから。

ハク:……レンはやっぱりやさしいねぇ(にっこり)

レン:Σそんなんじゃないって!

ハク:わたしなんて……レンみたいに優しくないし……どうせ誰にも好かれてないし……

レン:そ、そんなことないって

ハク:歌もヘタだし……誰からも必要とされてないし……

レン:だから!!!!そんなことないってば!!!!ちょっと黙れよ!!!!

ハク:…………。




ハクはびっくり顔のままレンの顔を見ている。

ああ、もう。




レン:少なくとも、オレは、ハクがいてくれた方が楽しい。

ハク:!!!!

レン:さっきミクねぇが来たのだって、お前がいないから探しに来たんだぞ? 洗濯機直してほしいって、必要とされてんじゃねぇかよ

ハク:だって……もし直せなかったら……もし洗濯機直してあげられなかったらツマンネって言われるかもしれないし……

レン:直んねぇよ普通。

ハク:でも直せなかったらミクさんから嫌われてしまうかもしれないし……それならいっそ隠れてしまうほうがいいし……そう、思いません?

レン:うん、じゃあミクはもうハクのこと嫌いかもな。出てきてくれなかったんだし

ハク:あうぅ……やっぱり……

レン:いや、ウソだけど。

ハク:ΣΣあうぅ?!?!

レン:オレだって直せねぇよ。だからミクねぇはオレに頼まなかったし。ハクならやれるかもって思ったからちゃんと探してたんだろうし。ミクねぇがお前のこと信じて……いやちょっとカンっぽかったけど、ハクなら直せると思ってんだから、行ってやればいいじゃん

ハク:でも……でも……

レン:じゃないとミクねぇのことだから、延々にお前のこと探し続けるぞ

ハク:ΣΣΣそ、そんな申し訳ないっ!!!!ミクさんっ!!!!ミクさんはっどこにっ?!?!?!?!

レン:さぁ?

ハク:あの、わたし行ってきますっ



焦るハク。
きっともう大丈夫だ。



ハク:あの、レン

レン:ん?

ハク:…………ありがとう///




ぱっと廊下に駆け出すハク。
その姿に、ちょっと笑った。


後日、ハクが笑って直せたよ報告してきたときは、

マジでびびったけどな。


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憂鬱。《 VocaL=000 》

閲覧数:228

投稿日:2008/07/31 11:05:04

文字数:2,158文字

カテゴリ:その他

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