生まれた瞬間から決まった運命
小窓から見える
景色が世界の全て
造り物の青い薔薇は枯れずに
ずっと埃被って
王子様はもう来ない

風なびく髪きつく束ねて
運命の人探しに行くの
白いベッドでただ待つだけの
お姫様じゃない

駆け抜ける 君へと続く道を
出会うこと いつか必然だと信じて
越えていく 夢はもう終わりだから
これからが私の物語


幼い思い出 青いドレス脱ぎ捨て
見上げた空に
星は見つけられない
暗闇の中綴るお伽噺は
少しずつ歪んで
やがて消えてしまうの？

振り返らずに立ち止まらずに
生きていくのは簡単じゃなくて
懐かしい日々胸に響いてる
前を向くしかない

追いかける 君という運命を
願うこと 決して無駄じゃないというのなら
かけ巡る あの日信じた奇跡
描いてく君との物語


駆け抜ける 君へと続く道を
出会うこと たとえ運命じゃなくても
奇跡なら自分の手で起こすから
見ていてね私の物語

越えていく

だって
信じてる 君という運命を
進むこと 決して無駄じゃないんだから
「不可能」にあの日誓った「奇跡」
続いてく君との物語