0:00過ぎに君は 少し嘘をつく
囁きに星は応える

暖かな光と 眩しい音楽に
包まれて "君は生まれた"!



3:00前に目覚めて 鳥は宙を舞う
浅葱に重ねて飛び立つ

明けの陽にそよいで 惑星が ささと鳴り
初めての音が聞こえた

目を瞑って三歩 石畳の道
ふわり翻す 花の雨

家が建つ 水が走る 波立つ人が鳴らす
鮮やかに街が生まれる


靴音が騒ぎ出す 爆発しそうな四拍
路地を出て通りへ 駆け出すままにステージへ
色めき立つ人波を 駆け上がりその只中へ
暴れ出すマイクスタンドを 跳ね上げて2秒待つ


"■■■■■■■■■■■■■■■"
産声は生まれた世界と重なった
誰が最初に叫んだかも分からないまま

呆然と見ていた ステージが泡沫のように瞬くのを
頬を流れた物の名も 分からないままにして

悲しいなって思った こんなにも燃え上がるような瞬間を
抱えたままでいられたら 生きて行けたのならば

どんなに良かったろうか 歌声も 傾きゆくこの落日も
眠りに就いたその後も 私の物と呼べたなら


0:00過ぎの鐘で 魔法は醒めたかい
何もかも消えてしまったかい?

手で探って歩き出す 闇が足を濡らす
何かあれと 君は囁く


靴音が騒ぎ出す 爆発しそうな四拍
路地を出て通りへ 駆け出すままにステージへ
色めき立つ人波を 駆け上がりその只中へ
ああ


"Happy, Happy Birthday"
僕らまだ 生まれた理由さえ知らないで

「世界があって」「君がある」
それだけだけど

明日になって 目が覚めて
陽を浴びた君は気付くだろう

「君があって」「世界がある」
・・・・ってこと!


"Happy, Happy Birthday!"
ささやかな嘘だと世界は知りながら!
だけど誰にも消せやしない 忘れるなんてできやしない!

"Happy, Happy Birthday!"
祝福は君を描いたそのすべてさ
誰が最初に叫んだか 分からなくなったっていいのさ!

構えなくっていいさ
誰も彼も勝手なことを歌ってるから
すべてが君の思うまま ・・・・ではないかもしれないけど!

どうなったっていいさ 望むならどこまでだって飛べるだろうから

思いついたら教えてね
何かたった一つのフレーズでもいい
聴き飽きたってまだ知りたい 君の
・・・・"本当のこと"を!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

[4/1] 歌詞

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投稿日:2020/05/08 09:01:09

文字数:996文字

カテゴリ:歌詞

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