5月の病は蝕んで
雨でも洗えず 留まり続け
季節移ろい 雪も消え
それでも根を張り
氷の様に のびてゆく

すずめ戯れる様 愛おしくて
わたしは苦しくなるのです

凍って乾いたオレンジ
石炭とオイルの匂い
さし込んでいたあの日の夕焼け

窓の外 雀鷹の目も赤い

雨上がり
つばめ裂く空が高くて
何故だか 泣きたく なるのです

ぽつりぽつり 灯るカンテラ
まるで 道標
滑走路みたいだ
なんて
飛べやしないのにな

焦がれて追い続けたその背中に
並ぶ事ができたならば
どうか
一度でいいのです
褒めてくれませんか

5月の病は深く根付いて
さやかに見えねど 居座り続ける
ライラック揺らす青時雨
向こう行く影の窓
カンパネルラ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

5月の病

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投稿日:2026/09/07 14:55:27

文字数:314文字

カテゴリ:歌詞

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