泣き顔の零す 行かないでを
知りながら またねと手を振る
窓枠の先に見る冬の夜空
指差して教え込む「私は居る」

愛しさだって 変わらずには
いられないって わかってるけど
悲しさだって 変わらずには
いられないって 本当のこと
だからほら 見上げて

夜の果て 遠く遠く旅して
出会えたら 手放しがたくて
時を蹴り 走り抜いた泡沫
いつの日か 帰ってゆくのね


焼き付けて 煌めくような日々
手の平で 夢をあたためる
通り過ぎた何もかも 覚えてゆく
街角の灯火のひとつでさえ

流れ落ちる ほうきに乗って
此処へ落ちてきたの きっと
時が来れば 空へ戻って
いつの日だって見守っている
だからほら 見上げて

夜の果て 遠く遠く旅して
出会えたら 手放しがたくて
時を蹴り 走り抜いた泡沫
いつの日か 帰ってゆくのね

ゆりかごに 揺られて眠る
安らかな目元をして
今日だけは 懐かしい頃
昨日見た夢路をなぞる


夜の果て 遠く遠く旅して
出会えたら 手放しがたくて
時を蹴り 走り抜いた泡沫
いつの日か 帰ってゆくのね

星を聴き 高く高く昇れば
束の間の夢は宝物
時を蹴り 走り抜いた泡沫
いつかまた 会えると信じて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

泡沫

livieraさんの曲 http://piapro.jp/t/f2qY への応募歌詞です。

テーマは、自分がいなくなるとき、置いていかれる人への慰めと、大切な人と別れていく心惜しさとか寂しさとかいう感じ。


泡沫:うたかた
灯火:ともしび

閲覧数:144

投稿日:2012/11/15 14:43:07

文字数:515文字

カテゴリ:歌詞

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