ジャケット

丘から眺める大きな街は
驚くほどに小さく見えた
『ここの景色は僕らのものさ』
そう言った君は綺麗だった

街でうごめく人々の群れは
働き蜂のように見えたんだ
いつかは私もそうなるのかな
言えない言葉抱えたまま

でもね 本当は伝えたい
私の小さな気持ちを
言いかけてね やめたら
ふいに柊の花の匂いがした

また言えなかったんだ
1人で泣きそうになると
いつもより嫌な風が吹く
2人の秘密の場所で
顔を見上げれば
君はいつでも眩しく輝いた

この冬が過ぎ去ってしまえば
私達はバラバラになってく
『負けるのは本当怖くはないよ』
そう言えない自分が嫌いだ

『柊は良い香りがするよね』
そう笑う優しい君が好きなんだ
今思えばあの時からなんだ
気づくのが遅い気がするね

でもね 本当は伝えたい
私の小さな気持ちを
言いかけてね やめたら
ふいに柊の棘が胸に刺さる

また言えなかったんだ
涙溢れる時には
君に見えないように涙拭く
きっと忘れはしないよ
大人になっても
君の笑顔と柊の香りを

でもね 本当は伝えたい
私の小さな気持ちを
言いかけてね やめたら
ふいに柊の花が大きく揺れた

また言えなかったんだ
1人で泣きそうになると
いつもより嫌な風が吹く
2人の秘密の場所で
顔を見上げれば
君はいつでも眩しく輝いた 

00:00 / 05:28

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

投稿4曲目。
よろしくお願い致します。

閲覧数:703

投稿日:2020/05/05 19:40:20

長さ:05:28

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カテゴリ:ボカロ楽曲

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