[1A(0:19~)]
嗚咽蔓延る道を往く
嘆きと懺悔を踏みしめて
過ぎる列車の汽笛が鳴る
屍と骸の客を抱いて

[1B(0:38~)]
踏めるものなら何もかも道さ
継いで接いで架けて そうして
豪奢な橋は作られた
止まるな進め我が道

[1S(0:53~)]
それじゃ、然様なら また逢う日まで
君の背を超えて先へ往こう
僕からはそうだ、跡を残そう
君と僕が会った その証をさ


[2A(1:25~)]
華やぐ街を突き進む
欲望と虚ろを横目に
堕ちる役者に声が上がる
皆立ち止まり拍手は鳴らない

[2B(2:11~)]
パッチと叩けば何もかも道さ
削いで剥いで欠けて こうして
豪奢な墓は建てられた
止まるな進め その先まで

[2S(2:31~)]
それじゃ、然様なら また遇う日まで
君の手を取って先へ往こう
僕からはそうだ、手向けの花を
君と僕にあった 左の手に
握らせ誓おう曼珠沙華

[Last S(2:54~)]
それじゃ、然様なら また遭う日まで
君の背を超えて先へ逝こう
僕からはそうだ、痕を遺そう
君と僕が在った その証をさ



【読み】
[1A(0:19~)]
おえつはびこるみちをゆく
なげきとざんげをふみしめて
すぎるれっしゃのきてきがなる
しかばねとむくろのきゃくをだいて

[1B(0:38~)]
ふめるものならなにもかもみちさ
ついではいでかけてそうして
ごうしゃなはしはつくられた
とまるなすすめわがみち

[1S(0:53~)]
それじゃ、さよなら またあうひまで
きみのせをこえてさきへゆこう
ぼくからはそうだ、あとをのこそう
きみとぼくがあったそのあかしをさ


[2A(1:25~)]
はなやぐまちをつきすすむ
よくぼうとうつろをよこめに
おちるやくしゃにこえがあがる
みなたちどまりはくしゅはならない

[2B(2:11~)]
ぱっちとたたけばなにもかもみちさ
そいではいでかけて こうして
ごうしゃなはかはたてられた
とまるなすすめ そのさきまで

[2S(2:31~)]
それじゃ、さよなら またあうひまで
きみのてをとってさきへゆこう
ぼくからはそうだ、たむけのはなを
きみとぼくにあった ひだりのてに
にぎらせちかおうまんじゅしゃか

[Last S(2:54~)]
それじゃ、さよなら またあうひまで
きみのせをこえてさきへゆこう
ぼくからはそうだ、あとをのこそう
きみとぼくがあった そのあかしをさ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【歌詞】パッチワークマーチ【応募用】

みーぞ様の楽曲【http://piapro.jp/t/ss9Y】に応募する歌詞です。
歪な雰囲気を重視して構想しました。

テーマは「狂った行進」。
隠しようのない狂気をまとって行進する誰かの話。
やや明るく思えるサビが訪れるたびに、まるで仮面が剥がれていくように狂気を露わにしていきます。
この歌詞の主観者が狂っていると理解した時、思わず読み返してしまうような表現を多く取り入れました。

所々子音+母音で1音にしているところがあります。
必要であれば詳細を追記いたします。
歌詞の読み方は【読み】以下のひらがなの通りです。

選考の程、よろしくお願い致します。

-------------------------------------------

(11/12追記)
採用後、修正箇所を更新しました。

閲覧数:490

投稿日:2017/11/12 23:30:11

文字数:1,030文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました