ひとり棲む 山の奥
ひと夏の 思い出
わたしの手 握るあなた
笑ってた
ふたりきり 山の隅
ひと夏の 恋情(れんじょう)
あなたの眼 覗き込んだ
あの日から
遠く、秘めた想いの
意味さえ 知らないまま
今、はかなく咲いた
一輪の華
夏のあの場所で、あなたと出逢い
幸せだと
伝えることさえ 出来ずにいた
あなたの隣
この身が 朽ちても
消えない 夢
「幻」 「泡沫(うたかた)」
醒めては また
ひとり棲む 山の奥
過ぎ去った 思い出
わたしの手 掴んだまま
抱き寄せた
遠く、消えた想いの
傷跡 癒えないまま
今、静かに枯れた
一輪の華
ひとり淋しさに迷うわたしに
「大好き」だと
応えることさえ 出来ずにいて
あなたを想う
ひとり棲む 山の奥
ひと夏の 思い出
唇に 触れた熱は
あたたかく
遠く、秘めた想いは
溢れて 震えていた
今、愛しさ抱いて
小さく揺れる
夏のあの場所で あなたと出逢い
幸せだと
伝えたい言葉 あのときから
「大好きでした」
この身は 朽ちても
褪せない 夢
「幻」 「泡沫」
それでも また
ひと夏恋し(仮)
お蔵入り。
3作目になりますね。
自分らしさを出すのはなかなか難しいものです……
テーマはずばり「夏」!
夏だからこそ際立つ涼しさをイメージしました。
歌詞について。
多分この女の子は人間じゃないんですね。
山の奥にひとりで暮らす彼女は、山に入り込んだ人間の男の子を好きになってしまう。
そして彼も彼女を好きになってくれました。
でも彼女は、彼の想いに応えることなく、彼のもとを去ります。
彼女はそんな淡くもあたたかく残る恋心を、
何百年かあとにひっそりと思い出すのでした。
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