『こんな月の夜に』

作詞：作曲　CAZZ

君の声が聞こえない　君のオトが届かない
君の色を感じない　　いつからだろうか
君のいないこの夜に　月の見えるこの夜に
傷だらけの思い出と　ひとつの嘘　抱いて

例えば　唯１つの言葉が切り裂いてゆく
鮮やかに萌えてゆく　ブランコに栄える君の影　

知らないままじゃいけない　この空見上げ泣いた
まだ小さな月の瞼　綴じてく刹那を今

君の声が聞きたくて　君のオトが届くように
君の色を感じたい　　いつだってそうさ
君のいないこの夜は　月の見えるこの夜は
傷だらけの思い出も　愛おしくて　鳴いた

伝える事できずに　このまま消えてしまうの？
捜し求めてた一欠けら　流れる星に願う一欠けら
幾億の中の一欠けら　迎えに行こう

小さな足跡追いかけ　この空見上げ凪いだ
まだ小さな僕の勇気　振るえる心を今

僕の声が聞こえてる？　僕のオトが届いてる？
僕の色を感じてる？　ちゃんとここにいる？
君のいないこの夜に　月の見えるこの場所で
傷だらけの思い出を　抱えながら　鳴いた

あの日2人寝転び　お日様色した果実わけあって
本当は気づいてたんだ　僕がここにいない事くらい

真っ直ぐ伸びた感情が　真っ赤に萌えた夕景に
「まったく君はそんなんじゃ、心配だよ」
そう言う君が好きでした　相当君が好きでした
そうして僕は消えてゆく　さよならだよ

君の声が聞こえない　君のオトが届かない
君の色を感じない　　本当だろうか？
君のいないこの夜も　月の見えるこの夜も
傷だらけの思い出も　証なんだ

ここにいるよ　僕はいるよ
話す事は出来ないのだけど
思い出の中みたいに　君の隣ずっと