からっ風にそっぽ向いて 知らぬ存ぜぬにあーだこーだ
知られずに行方不明 在らず図らずにからんからん

目を巡らせて暗い辛い 直視して倒れてそっちこっち
耳に障った憂い狂い 覚めて冷ましてぐわんぐわん

切り刻んだエトセトラ、ただただ憎らしい
飛んで去った白い花、くすんで儚い

寄り添ってはそっぽ向いた、あなたの四角形
つまづいては泣いて吐いた、私は何、何?

形だけがお好きなら、明日にも忘れるけど
愛憎がお好きなら、昨日を忘れられた。
白い息が染めるなら、あなたを憎めるけど。
黒い轍が残るから、私は空を見た。

―――――――――――――――――

眩んでは孕んでいく名も無き衝動
羨んでは嘆いてく形無き妄想

あなたと居た日々が嘘ならば良かった
どれほど幸せか知らなければ良かった

寄り添っては明日向いた、あなたの三角形
振り払っては昨日を見た、私の三角形

どちらももう元に、戻れないならば
捨ててももう前に、進めないならば

色だけがお好きなら、昨日にも戻れるけど
人となりが好きだから、明日も覚えている。
甘い色が染めるなら、あなたを望めるけど。
辛い悔いが残るから、あなたの影を見た。


どうして、

明日さえも形に、
残さずに移ろい

角さえも抜け落ちて
争う気にもならずに

どうして

そんな言葉ばかりが
忘れて欲しいの。

それだけが
それだけが

形だけが好きだったら、明日にも忘れるけど
恋や愛が好きだったら、昨日を忘れられた。
あなた色が染めるなら、私は変われるけど、
私色が残るから、雲すら残らない。

からっ風にそっぽ向いて 知って隠した淡い色
互いに知って笑いあって 最後すらも笑い明かす

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • オリジナルライセンス

快晴と沈丁花

お互いに嫌なことがあって別れるはずなのに、最後までお互いを嫌いになれないという感じの詩です。

閲覧数:37

投稿日:2023/03/02 14:03:55

文字数:714文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました