【A1】
夏の潮風を受けて
揺れ動く 遠くの空を 見つめていた

君は にやりと笑って
座り込む僕の傍で 手を引いた

【B1】
少し高すぎる体温も
耳の裏をくすぐる その声も
僕の心を掴んだまま
靴を脱いで駆け出していた

【S1】
君はまた 海空を何処までも
波しぶきを立てながら
留まることも 振り向くことも知らず
その手で今を 切り開いてた

~間奏~

【S2】
目まぐるしく押し寄せる
時間(とき)の波にさらわれて
手を伸ばしても 届かないほど遠くへ
僕を残して ひとり旅立つのなら

【S3】
もう一度だけ海空へ
雲の端をかき分けて
羨むことも 憧れすらも越えた
この手の先に 君が居るから

――――――――――――――――――――――
以下、平仮名。(内は1音で2文字です)

【A1】
なつのしおかぜをうけて
ゆれうごく(とお)くのそらをみつめていた

きみわにやりとわらあて
すわりこむぼくのそばでてをひいた

【B1】
すこしたかすぎるたいおんも
みみのうらをくすぐるそのこえも
ぼくのこころをつかんだまま
くつをぬいでかけだしていた

【S1】
きみわまたうみぞらをどこまでも
なみしぶきをたてながら
とどまることも ふりむくこともしらず
そのてでいまを きりひらいてた

間奏

【S2】
めまぐるしくおしよせる
ときのなみにさらわれて
てをのばしても とどか(ない)ほどとおくえ
ぼくをのこして ひとりたびだつのなら

【S3】
(もお)いちどだけうみぞらえ
くものはしをかきわけて
うらやむことも あこがれすらもこえた
このてのさきに きみがいるから

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

・【歌詞提出用】海空の向こうへ(仮題)

アドム様ご依頼の歌詞です。
他の方の使用はご遠慮ください。

燻りがちな主人公が、芯の強く前向きな「彼女」に導かれて前向きな生き方を見つけるイメージです。
シンプルに恋愛、というよりも「憧れ」に近い感じの歌詞になりました。

閲覧数:165

投稿日:2023/04/13 18:30:57

文字数:691文字

カテゴリ:歌詞

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  • アドム

    アドム

    使わせてもらいました

    お疲れさまです!アドムです。
    無事、投稿が終わりましたので報告になります。

    ニコニコ動画
    https://nico.ms/sm42503596
    YouTube
    https://youtu.be/IWI-s0VfK_k

    自分が描いていた夏・恋愛ソングに寄り添った内容で、
    細かい表現の修正まで、何度も対応ありがとうございました!

    2023/07/19 17:20:29

    • リカオン

      リカオン

      投稿お疲れ様ですー!!!
      初期案では上手く意図した歌詞に仕上げられずすみませんでした…!
      最終的に色々ご提案いただいたおかげで素敵な作品に仕上げることができました。
      本当にありがとうございます!

      また機会がありましたら、今後ともどうぞ宜しくお願いします(´∀`*)

      2023/07/19 17:35:02

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