初めて乗せた夢は すぐそこに呆気なく落ちてった
機体に付けた折り目も大失敗 裏目に出ただけ

泣くことも 笑うのも
出来ないまま 黙って見ていたんだ

放ったときは こんな羽でも
高く飛べる そう思ってたんだろう
誰の声も 置いて行くほど
先へ 先へ届くと まだ

何度か乗せて気付けば 周りは大人になっていて
期待はずれに落ち込むばかりは もうやめにしていた

祈るように 縋るように
羽を染めた泥を また払って

青い鳥も 追い風さえも
待っていたって 来やしないだろう
こんな僕に 手を伸べるほど
世界もヒマじゃないらしい

ただ こんなもんと強がるより
ずっと上手くやれてるだろう?
人も星も気流も一向に笑ってくれないけど

何度落ちた夢を もう一度
紙の羽に 乗せて放った
いつか付けた 柔い折り目は
風の端を掴んだ

それは、それは細い軌道を
空に向けて 描き始めた
色も音も持たないままで
震える手を離れて

染みの付いた 頼りない羽を
誇らしくも もう思えるでしょう
放った夢は明日さえ越えた
先を 先を目指して

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【コラボ】 フリーフライター

「気球ティアと白の朝」(http://www.nicovideo.jp/watch/sm19757892)でお世話になりました探査Pとまたコラボさせて頂きました!

ポップさ軽快さ増量でお送りしておりますどうぞよろしくお願いします!
動画:http://www.nicovideo.jp/watch/sm19980595

閲覧数:243

投稿日:2013/02/02 18:49:05

文字数:465文字

カテゴリ:歌詞

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