お前はそんなんだから
責める声が頭に残っている
勝手言わないでって
悔しくて見上げた 空の色

自分を責め立てる人を
厭うのは容易くて惨めで

ぼやけた空が
それでも青くって
永遠みたいに

握りしめた手の傷跡が
あの空のようにきれいになるなら
僕は握った手の痛みを 
許せる日がくるだろう


あなたはしょうがないわね
ためた息はこぼれ落ちてくよう
何もしていないのに
唇を噛んでは 空を見た

自分を厭い嫌う人を
嫌うのも簡単で空しく

滲んだ空は
それでも遠くまで
続いていくから

握りしめた手の傷跡は
まだまだしばらく傷だらけのまま
僕は不出来な手を眺めて 
愛せる日がくるのかな


青空はどこまでも青くって
きっと誰も責めない
だから僕も責めない
空もあの人も僕自身も


握りしめた手の傷跡が
あの空のようにきれいになるなら
僕は握った手の痛みを 
許せる日がくるだろう

握りしめたての傷跡は
まだまだしばらく傷だらけのまま
僕は不出来な手を眺めて 
愛せる日がくるのかな

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

手のひらの傷跡

僕は許せる?
あの人も傷跡も僕自身も

閲覧数:59

投稿日:2020/11/29 12:40:00

文字数:445文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました