聞こえていない訳じゃない 忙しなく動く靴音が
見えていない訳でもない 真っ赤な薔薇の花束が

無機質な白い壁 似つかわしくない花
こんな風に飾ったのは 私だったのかしら?

細い腕に繋がれている 管が私を繋ぎ止めている
割れるように頭が痛い それでまだ生きていることを知る


覚えていない訳じゃない 私の背中を押した腕
声が出ない訳でもない そこに意味を見出せない

温かな白い布 何度拭いたとしても
穢された私のこと 清められはしないよ

痩せた胸が刻む鼓動に 夢の世界へと誘われる
赤く咲いた薔薇の花束 抱きしめて笑えたら素敵でしょう


夕暮れの帰り道 閉じてしまった記憶
赤く響くサイレン 閉ざされてしまった心


赤く咲いた薔薇の花束 散らしたらどれだけ綺麗でしょう
赤く咲いた薔薇の花束 敷き詰めて眠れたら素敵でしょう


痩せた胸が刻んだ 鼓動だけが聞こえる
この瞳を閉じたら ほら笑って見えるのかな?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【応募用】白い壁と赤い花

ぽてとくんさんの歌詞募集曲(http://piapro.jp/t/K1Dx)への応募用歌詞です。

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【紛らわしい読み方のところ】
 ・1-A 1行目 「忙しなく」→「せわしなく」
 ・2-S 1行目 「誘われる」→「いざなわれる」

【1音で読んでいただきたいところ】
 ・1-B 2行目「こんな風に」の「ふう」
 ・各サビの「~でしょう」の「しょう」
 ※他は字脚合っているはずです。

【その他】
 ・1-S 1行目「繋ぎ止めている」の「い」は表記上だけなので
  「い」は読まずに「つなぎとめてる」としてください。

閲覧数:385

投稿日:2016/03/03 16:14:36

文字数:409文字

カテゴリ:歌詞

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