承認欲求
「見て」「褒めて」流れる画面
今日も誰かが愛を売ってる 笑顔を貼り付け数字を数えて
生きている馬鹿みたい 「くだらない」って吐き捨てたのに
通知一つで目が止まった 画面をまたみている否定していた俺だった
違う違う俺は違う そう言いながら更新した
誰よりもずっとずっと欲しかった 拍手一つを待っていた
「拍手なんていらないって」吐いた言葉が胸を刺す
笑っていたその横顔が鏡の中の俺だった
欲しくないと叫ぶほど 欲しがっていた証拠だろ
承認なんていらないよ そう願うのは俺だった
「見て」「褒めて」笑っていたのに
今じゃ誰よりも飢えていた 増える数字に息をひそめ
減れば何度も指が止まる 「くだらない」っとはいた言葉
一番深く刺さっていた 気づかないフリ続けながら鏡の中で笑ってた
違う違うまだ違う そう言うほど苦しくて
欲しかったのは正しさじゃない
たったひとつ「見て」だった
「拍手なんていらないって」吐いた言葉がウソになる
笑っていたその横顔 あなたと変わらなかったんだ
承認なんてくだらないと 叫ぶ声ほど震えていた
嫌っていたその姿は鏡の中の「俺だったんだ」
嫌っていたのはあいつじゃない
一番似ていた俺だった
認めることが怖かっただけ
やっと言えるよ笑えるかな
笑っていたあいつより醜かったのは俺だった
「見て」「褒めて」否定してもその声だけが消えなくて
「拍手なんていらないって」吐いた言葉がウソになる
笑っていたその姿は鏡の中の俺だった
愛されたいと叫ぶことも 弱さなんかじゃないだろう
もう隠さないこの願いを俺は俺を「歌うだけ」
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