第三身分で生まれた
僕は一生第三身分で
貴方様方のような高貴な生活
縁遠い日々です
それでもそこそこ幸せに
暮らしてるつもりです
捧げるものは重いですが
それとなく幸福です
特権身分の方のお気に障らないために
波風を立てないように
それでも気に入られはするために
少しでも僕を見てもらうために
僕は僕をしまいこむ
見上げることしか出来ない日々
見下せるものなどどこにもなくて
絶対王政のこの世に
逆らう由など何もなくて
従っていれば故意的に死なないから
助けられることを夢に見れるから
だから敬虔な信者になるしかない
貴方様を愛するフリで

先程考えていたこと
前半は嘘です
幸せや救いなど何一つありません
怖い怖いと耳塞いでいるのです
この王政の狭い一つの教室で
今日も僕は一人ぼっちで
特権身分の陽キャラに全ての勝ちを譲るから
波風を立てないように
気に入られること諦めるから
少しでも注目されないように
僕は僕を押し殺す
見上げることすら出来ない日々
真っ暗に塗りつぶされていく生活
絶対王政のこのクラスに
僕の居場所などなくて
従っていれば絶対安全...?
それは誰かが望んだ理想
身近に何人も被害があるのに
見て見ぬフリはもうやめたい
貴方達を地へ堕としましょう

こんなにも足掻いて踠いて躓いて
怪我拭って大丈夫な顔してた
それでも今ここに剣があるなら
それを振りかざさない訳はない

見上げずに済む日々を求めて
純白へ塗り替えて行くから
絶対王政のこの世を
切り開く大革命
危険だって従う理由はない
誰かの権力に騙されない
この革命で起きたことは
いつか誰かに刻まれるだろう
さぁ全員武器を取れ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

大革命の火蓋

絶対王政という王中心の世界、そこには王ら
ヒエラルキーがあった。
それはいつの世も、どんな所でも同じ。


そんな世界に生きる歌詞の主人公が取る行動は
歴史を動かした彼らと同じだった。

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投稿日:2022/01/12 21:38:30

文字数:704文字

カテゴリ:歌詞

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