夕焼けこやけの 茜空よ
いつもならば 帰る道から外れて

かすか届く 祭囃子
呼んで呼ばれて 駆ける


昔むかし 思い出す
狐の面で顔隠し
浴衣姿に裸足のあの子
名前 なんだっけな

有象無象 集まれや
誰も彼も円になって
櫓囲み 打つ表拍子は
太鼓に合わせて

もういいかい?まだまだだよ
もう一回 隠しましょう
もういいかい?まだまだだよ
もう一回 もういいんだよ

踊れ 踊れや 月明かり揺れ
朝が来るまで やまない笛の音 ヤッサー
時間が経つのも 忘れてさ
揃いの面を受け取れ かぶらにゃ損ソン

踊れ 踊れや ヨイヤレヨー
列に入れば出方は誰も知らぬ
こっちの世界は楽しかろ
舞え 千万(ちよろず)の宴


昔むかし 思い出す
提灯さげた あの子のこと
後姿に尻尾を付けて
鳥居をくぐった

どこまで行こうか?
あちら こちら
行けるところまで 遠くの方へ
戻りたければ それもいいけど
まだ、遊ぼう

踊れ 踊れや 月光る杜(もり)
神輿担ぎの やまない掛け声 ヤッサー
団扇仰いで 風起こせ
思う存分に 楽しまなけりゃ損ソン

踊れ 踊れや ヨイヤレヨー
列に並んで 輪になり 手の鳴る方へ
ここに来たらば 神隠し
目覚めりゃ 夢幻(ゆめ まぼろし)



【ひらがな】 ( )は無発音 [ ]は1音内

ゆうやけこやけの あかねぞらよ
いつもならば かえるみちからはずれて

かすか とどく まつりばやし
よんで よばれて かける

むかし むかし おもいだす
きつね のめんで かおかくし
ゆかたすがたに はだしの あのこ
なまえ なんだ(っ)けな

うぞうむぞう あつまれや
だれも かれも えんになーて
やぐら かこみ うつ おもてびょう しは
たいこに あわせて

もういいかい?まだまだだよ
もういっかい かくしましょう
もういいかい?まだまだだよ
もういっかい もういいんだよ

おどれ おどれや つきあかり ゆれ
あさが くるまで やまない ふえのね や(っ)さ
ときが たつのも わすれてさ
そろいのめんを うけとれ かぶらにゃ [そん][そん]

おどれ おどれや よいやれよ
れつに はいれば でかたは だれも しらぬ
こ(っ)ちのせかいは たのしかろ
まえ ちよろずの うたげ


むかし むかし おもいだす
ちょう[ちん]さげた あのこのこと
うしろすがたに しーぽを つけて
とりいを くぐーた

どこまで いこうか?
あちら こちら
いける ところまで とおくの ほうへ
もどりたければ それも いいけど
ね え あそぼ(う)

おどれ おどれや つき ひかるもり
みこしかつぎの やまない かけごえ やっさ
うちわ あおいで かぜ おこせ
おもうぞんぶん にたのしまなけりゃ [そん][そん]

おどれ おどれや よいやれよ
れつに ならんで わになり てのなるほ(う)へ
ここに きたらば かみかくし
めざめりゃ ゆめ まぼろし

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カミカクシ

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時々思い出す、小さい頃に、
神様のお祭りに迷い込んだときのこと。
あれは夢だったのか?

そんな感じで書いてみました。
ところどころ、造語というか意味の無い言葉が入っています。

閲覧数:98

投稿日:2023/06/27 08:53:29

文字数:1,241文字

カテゴリ:歌詞

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