玄関に置きっぱなし
たまったゴミ袋で
外に出るのも少し億劫になってる
山積みの食器達が嘲笑うような
幻覚に悩まされてる

君が好きだったジュースがまだ余ってる
飲んでもいいかな
僕の声だけがこだました
繋いだその手は離さないから
そう思ってたはずなのに

まだ僕の生活は慣れないけど
いつか忘れられるかな

あの日から僕らは独りどうしになって
拙い言葉だけを交わしたまま
いつかきっと多分そう忘れてしまえるように

きっと、

近代的散霧消
切り取った赤を捨てきれずに
ヤラセばかりのテレビをずっと眺めてた
大きめのソファーの端に座る
心に穴が空いてる

ヘドロのような後遺症
逆説的な写真立ても 
暗澹たる頭であれやこれやと巡らせる
目に見えて少なくなった洗濯物を
慣れない手つきで干してた

ねぇどんな事でさえ
虚しくなるだけ

いつの日か僕らはまた大人になって
人生の一幕に過ぎなくなって
この感情でさえも忘れてしまえるのなら

きっと僕は、

時計の音がやけに大きくなって
一分一秒さえ永遠のようで
いつか描いた夢が蜃気楼になっても

きっと僕は乗り越えられるかな

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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Get over/flower

閲覧数:73

投稿日:2020/02/17 19:11:44

文字数:486文字

カテゴリ:歌詞

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