A1
僕には 大事にしてたギターが
あったけど 今はもう弾かない
昔は 四六時中つまびいてた
誰かれ かまわず 聴かせてた
B1
泣いたり 怒ったり 笑ったり
そのすべてを 奏でて きたんだ
そのくせ 傷つくのは 怖くて
怯えてたのは なんでなんだろ
青い日々
S1
最後まで愛さ れなかったのは
ギターじゃなくてさ 僕自身
そんなこととうに 分かってたけど
見ないふりを していたんだ
いつだって僕の そばにいたのは
誰でもなくてさ ギターだった
それなのにいつも 寂しさからは
逃げられなかった それはなぜ
それはなぜ?
A2
ある朝 僕は起きた瞬間に
ギターを 手に取り 壊してた
何もかもが嫌になってしまって
その理由は あとで分かった
B2
誰かに 好かれたい 一心で
縋るように 奏でてきたんだ
この世界で 特別な人に
なりたかった それだけだったよ
青い夢
S2
最後まで愛してくれる人
いなくていい ただ一つ
僕のギター聴き 「素敵だね」と
言ってくれたら 泣けたんだ
いつだって僕の 代わりに泣い
てくれたのは ギターだった
それなのに僕は ギターを失くし
これからどうやって 泣くのだろう
泣くのだろうか?
ないものねだりギタリスト(作曲:リオネ様)
リオネ様からのご依頼により作詞したものです。
タイトルやサビ、そして作曲者様の持っていたイメージから、青臭さのある若いギタリストの顛末を物語風に作詞しました。
誰にでも似たようなことはあると思いますが、きっとこのギタリストも今後はあらためてギターに、もしくはまったく別のなにかに勇気づけられるのではないでしょうか。そうやって人は成長していく、いえ、成長していくしかないのかなあ…と。
この曲を聴いて、昔、または今の自分に思いを馳せたり、周囲の人に温かく寄り添いたくなればいいかなー、とも思います。
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