【A1】
あぁ 長い時間の中
揺られていた最終電車
狭い鉄の檻で
何も出来ず ただ眠ってた

【B1】
寂れた大地を
自由に翔けて(い)く
渡鳥
愛おしくて 羨ましくて

【S1】
歩き出した 僕の足は
行き先すら 見つけられず
代わり映えの しない日々で
一つ 二つ 羽根を捥がれ
何処か遠くに堕ちた

【A2】
あぁ 永い夢の中に
委ねていたハッピーエンド
暗い部屋の中で
壁のシミに 目を凝らしてた

【B2】
未熟な翼で
無邪気に飛び立つ
小鳥たち
懐かしくて 羨ましくて

【C】
空も飛べない自分に
何が遺せるのだろう
胸の奥で鳴り響く
鐘がこのまま止まぬ様に

【S2】
果てしの無い 道の先が
間違いだと 分かって(い)ても

歩き出した 僕の足は
震えも無く 淀みも無く
自信の無い 強がりでも
一歩 一歩 命削る
どうか遠くに届け

――――――――――――――――――――――
以下、平仮名。(内は1音で2文字です)

【A1】
(あぁ) ながい じかんのなか
ゆられ ていた さいしゅうでん(しゃ)
せまい てつのおりで
なにも できず ただねむうてた

【B1】
さびれた だいちを
じゆうに かけてく
わたりどり
いとおしくて うらやましくて

【S1】
あるきだした ぼくのあしわ
ゆきさきすら みつけられず
かわりばえの しないひびで
ひとつ ふたつ はねを もがれ
どこか とおくに おちた

【A2】
(あぁ) ながい ゆめのなかに
ゆだね ていた はあぴいえんど
くらい へやのなかで
かべの しみに めをこらしてた

【B2】
み(じゅ)くな つばさで
む(じゃ)きに とびたつ
ことりたち
なつかしくて うらやましくて

【C】
そらもとべないじぶんに
なにが のこせるのだろお
むねのおくでなりひびく
かねが このまま やまぬよに

【S2】
はてしのない みちのさきが
まちがいだと わかあてても

あるきだした ぼくのあしわ
ふるえもなく よどみもなく
じしんのない つよがりでも
いいぽ いいぽ いのち けずる
どおか とおくに とどけ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

/【歌詞応募用】空に馳せて(仮題)

KOO様の曲
https://piapro.jp/t/vPwHへの応募用として作成。

重く暗い日常の中で自分を見つめて、それを受け入れて少しだけでも前を向く姿をイメージしました。

気になる点があれば修正・調整いたしますのでお気軽にお声掛けください。

※【B1】の「翔けていく」、【S2】の「分かっていても」の「い」は発音しません。単語の見栄えが悪くないように入れているだけです。

※漢字表記の方は歌詞としての見栄え重視でスペースを調整しております。
平仮名表記の方はメロディーにあわせてスペースを空けてますので、歌詞を打ち込む際はそちらを参考にしていただければと思います。

閲覧数:139

投稿日:2022/12/14 22:16:05

文字数:893文字

カテゴリ:歌詞

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