エピローグ
触れた温もり その唇で
紡(つむ)いだ言葉 愛 憎しみさえ
心の奥に 頭の中に
しがみついては 離れないのに
いつか いつか 何もなくなる
いつか いつか すべて消えゆく
なんの ために ここにいるのか
意味も わからなくて
最期(おわり)へ向かう 運命(さだめ) 刻まれた
誰もが同じ 哀(あわ)れな旅人
ときに抗(あらが)い ときに 流されて
たどり着くのは きっと 暗闇で
空の青さも 雨の強さも
傘を差しだす 君の優しさも
誰かのために 湧いた怒りも
小さな音に 落ちた涙も
いつか いつか 忘れてしまう
いつか いつか 忘れたことも
抱えきれず 落とさないように
抱いた 思い出さえ
最期(おわり)へ向かう 運命(さだめ) 刻まれた
誰もが同じ 哀(あわ)れな旅人
それは明日(あした)か 今日か わからない
いつか必ず 来たる エピローグ
誕生(はじまり)なんて ほしく なかったと
始まったから 知った 幸せに
ときに怯えて ときに 励まされ
ただここだけに 意味 見出(みいだ)して
最期(おわり)へ向かう 運命(さだめ) 刻まれた
誰もが同じ 哀(あわ)れな旅人
“そのとき”はもう ここに いないけど
幸せであれ 託す エピローグ
縛(しばり)の中で 生まれ 生きてきた
誰もが同じ 哀(あわ)れなキセキよ
たとえ残らない 刹那(せつな) だとしても
忘れないように 光 抱きしめ
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